今回は2014年7月25日に彩文館出版からリリースされた、由愛可奈の3rd写真集「Wake up!!」の感想を纏めていく。この写真集は約128頁から成っていて、筆者が2018年6月1日現在持っている写真集の中で最も多い頁数を誇っている。さらにサイズもA4ワイド版と大きく「3000部限定愛蔵版」の宣伝文句に恥じない製本となっている。表紙も一際セクシーであられもない由愛可奈なので、画像を添付する際に一応Surface Penとプニキで然るべき所をガードした次第である。また、カバーを外すとその下にも写真があり、まさに由愛可奈三昧である。
筆者にとって由愛可奈は不思議な立ち位置のセクシー女優である。筆者は由愛可奈に対して「可愛い」とか「美人だ」とは思った事がない。だが、何故か彼女から目を離す事が出来ない、ついつい見入ってしまうのである。彼女の魅力は単純な身体的魅力や可愛さよりも、男を惹きつけその気にさせんとするような妖しい妖精のような色気である。それを助けるのが彼女の眼力である。その大きくこちらを見つめる瞳は彼女以外の事を考えさせまいとするほどに、艶めかしさを帯びているのである。
冒頭を飾るのは池の側でこちらを振り返る由愛可奈である。彼女が着るスリップはカラフルながらも比較的控えめなバラの柄である。下が短いので下着を履いているのかいないのか、判断が難しくそこがたまらない。彼女が階段でお尻をこちらに向けている写真がきわどく、こちらの想像を掻き立てようとしている。さらに彼女がスリップをずらし、胸を晒している写真も良い。大きさこそほどほどながら、全体的なシルエットは完璧で形の良い乳房とツンと上を向く乳首が美しい。
今度は白の水着とピンクのTシャツを着飾った由愛可奈であり、先程よりも可愛らしさが目立っている。Tシャツは胴周りの部分がなくその白い健康的で引き締まったお腹が丸見えである。また、Tシャツからちらちらと覗く乳首が可愛らしくてたまらない。さらに、プール上でその肢体を濡らしている彼女の肌の白さとプールの青と太陽の日差しによるコントラストが、一層彼女の可愛らしさを引き立たせているのである。
改めて読んでいると、由愛可奈の魅せる表情は少なくとも筆者の心を惹きつけてやまない事を知る。植物の花弁にキスをしている時の表情や、サンダルと胸を露わにしたブラ1枚の状態でこちらに微笑みかけている彼女の表情に、気持ちよさそうにシャワーを浴びている時の表情など、枚挙に暇がない。どれにも由愛可奈にしか出せない、「女」の艶めかしさや色気が内包されているのである。
白い部屋に白いワンピース、白いハイヒールに白いハイソックスと、写真の中で圧倒的な白の中に居る由愛可奈の静謐な美しさがそこにある。ガラス越しに何処か憂いを帯びた彼女の表情が儚げであり綺麗である。また見開きの頁で、部屋に仰向けの状態で横たわり、スカートをたくし上げて眼を閉じている彼女の写真が素晴らしい。まるで人形のように横たわり眠っているような彼女の無垢さと、無防備にヘアを晒してしまっている淫靡さが混在しているのがエロティックである。ここら辺の写真は筆者のお気に入りである。
由愛可奈の勢いはまだまだ止まらない、ここではメイド服に身を包んだ由愛可奈のいやらしさを堪能出来る。メイト服をはだけさせ胸を露わにしたり、下着を横にずらして、黒々としたヘアをちらりと見せるのは反則としか言いようのないほどにエロい。また、彼女がベッドの上で腰を浮かせて下着を脱いでいる瞬間の写真もたまらない。そして彩文館出版恒例の、ガラス棒がここで登場する。見開きでガラス棒を自らに入れているように見える彼女の写真に興奮しない男が居るのだろうか、いや居ない。この写真に限らず、自らの行為に羞恥と悦楽を覚えているような、由愛可奈の背徳的で扇情的な表情が炸裂しているのである。
貴婦人の雰囲気を出しながらも全裸に真珠や手袋をしているだけという写真や、今度はスーツを着ていたりと、様々な格好や表情を由愛可奈が見せていく。オレンジのセーター1枚を着ているだけの由愛可奈が筆者にはたまらない。こうしてみると由愛可奈のプロポーションもなかなか素晴らしい。全体的に肌が白くて女性的なほど良い丸みを帯びた身体に非常にそそられる。由愛可奈だけに関わらずセクシー女優はその職業上、自らのスタイルや美容の維持にも人一倍の努力を積み重ねているのだろう。少なくとも筆者は彼女達のそういうプロ意識に頭が上がらないのである。
由愛可奈のレオタード姿も見逃せない。身体が柔らかいのか見事なI字バランスを見せているのである。また、頁を繰る毎に彼女の股間への接写も大胆になっていくのである。最初は薄っすらと筋が見える程度だが、今度はそこだけ水をかけて濡らしているので透けているかのようである。更に接写している写真では、下着を付けていないのは明らかであり写真集の限界に挑んでいるとしか言いようがない。次の見開きでは、由愛可奈が大理石の上で足を八の字にしてうつ伏せになり、その手を下半身に差し入れているという官能的な1枚を見る事が出来る。この時の彼女の表情もいやらしく、見る側も愈々耐える事が難しくなるのは必至である。
更に由愛可奈の魅力的な写真が続いていく。様々な角度から取られた彼女の柔らかく魅力的な肢体は、読む人間の目を間違いなく保養してくれるだろう。この写真集を読めば、由愛可奈の魅力の虜にならざるを得ないのである。128頁という分量に寸分の無駄も無く、由愛可奈の魅力が詰まっているこの写真集を是非ともおすすめしたい。きっと、タイトル通りに「Wake up!!」する事間違いなしである。