今回は双葉社から刊行された、小倉由菜のファースト写真集「Yunacent Cute」の感想を書いていく。日本人にふさわしい艶やかな黒髪に、つぶらで可愛らしさを内包する瞳、そして全体的に白っぽい柔肌をまとった肢体等、将来有望を感じさせるAV女優である彼女が、一層本書の期待を高めてくれる。
まずお目にかかれるのは、赤いワンピースを着た小倉由菜である。下のアングルから撮られたワンピースから伸びている白いおみ足や、草原の上で寝ころびながらこちらを向く彼女の表情が色っぽくて良い。また、彼女の白い身体を赤いワンピースがより強調していて、それだけでグッとくるものがある。
また、青空の下でホットパンツとカラフルなキャミソールを纏った、小倉由菜も可愛い。そして、此処から脱いだ彼女の写真も増えてくる。室内で裸の彼女を下から写して捉えられた生尻は、白い饅頭のようである。床に座る彼女の全身もまた、柔らかな絹のように美しい。
白い水着で砂浜をはしゃいでいる小倉由菜も可愛くて良い。白い水着と2つ結いで、より女の子らしさが出ていて素晴らしい。砂浜の小石を顔の前で摘まんでいる彼女の笑顔が、頁一杯に広がっていて愛らしさ全開である。
更に、近くの岩場で両手両足を地面につけている小倉由菜がエロくてたまらない。上のアングルから彼女のおっぱいからヘアにかけて、なだらかな白い身体の表面がとても綺麗なのである。加えて彼女の裸体に砂がまぶしてあるように、くっついているのもエロい。その中でも見開きで彼女が、自らのヘアを摘まんでいる写真が１番良い。
続けて、浴衣姿の小倉由菜も風情のあるエロさを感じられる。浴衣をずらしてからのおっぱい見えは定番だが、胸元の白さと小さ目な乳房が相まって、より扇情的である。また、脱衣による背中見せも、浴衣ならではのセクシーさがあってエロく見える。
シャワールームでずぶ濡れになっている小倉由菜も、エロく見応えがある。普通の全裸でも勿論良いのだが、濡れると透けるネグリジェを羽織っているのが、またそそるのである。自分の身体にシャワーを当てて、衣越しに乳首やヘアが浮き出て入る写真もまた、エロいと思う。
本書で１番おすすめの箇所は、終盤におけるホテルの部屋での小倉由菜だろう。薄暗い照明の部屋の中で、赤の下着は目立ちとてもセクシーである。さらにエロいのはベッドの上で、様々な姿勢で乱れたような調子の表情を見せる彼女の写真が連続で見られる。特に四つん這いになっている彼女の両足の間から撮られた写真には、重力に従ってWの字の如くぶら下がっている逆さ乳が、絶景のように感じる事が出来た。
本書の出来を数字にすると、100点満点中の78点といった所である。勿論、小倉由菜は可愛くてエロいし被写体としては申し分ないのだが、物足りない感じが残ってしまうのも正直な感想としてはある。
本書もそうなのだが、双葉社から刊行されているヘアヌード写真集というのは、実際の頁数的にも内容的にもいつも物足りなさを感じさせるのである。中途半端なエロで誤魔化すくらいなら、いっそヘアヌード写真集自体出さない方が良いのではないのかと思う。彩文館出版や徳間書店の方が、まだヘアヌード写真集に力を注いでいると断言出来る。
とは言え、少なくとも訓練されたおぐゆな信者達には買っても損はない写真集にはなっていると思う。双葉社から出ているという点に目をつぶれば、悪くない出来であるということだけは、改めて述べておきたい。
