彩乃ななの2冊目の写真集「ナナイロ」、これを読んだ感想を綴っていきたいと思う。この写真集も彩文館出版から刊行されたものであり、カメラマンもALEX WONが担当しているので、恐らく一定以上のクオリティを期待出来る筈である。
序盤は白と灰のセーラー服に昔ながらの学校ジャージ姿と、学生を想起させる装いで、彩乃ななが登場する。黒髪であり顔立ちが幼いせいか、よく似合っている。セーラー服の彩乃ななが居る場所は、何処かの廃墟でありこれから起こる事を想像すると、唾をゴクリと飲まざるを得ない。
セーラー服の奥に見える下着は、穢れを知らないかのような白。しかし、良く見るとブラの真ん中に、薄っすらと彩乃ななの乳首が浮かんでいるのである。また、白のショーツを下にずらしお尻を丸出しにして、此方に向かい微笑むのは反則である。更に頁を繰ると見えるは、彼女の右手の中指が割れ目の奥に入っているかのような写真。そして左には、そんな状態の彼女の全身が写った写真が、配置されている。彩乃ななは、とても破廉恥な恰好で此方をじっと見据えており、淫らである。
学校ジャージの下には、これまた定番のスクール水着である。加えて髪型が三つ編みになっていて、本当に女学生のようである。脱ぎかけたスクール水着が下腹部辺り迄、下げられている状態の彩乃ななの写真もエロい。また、白の階段上で全裸の彼女が、脇から両腕で胸を挟んでいるのも、これまたエロい。たわわな胸が更に強調されているし、彼女の肉感的で色気のある身体が良く魅せられているのである。
今度はレオタード姿と思いきや、寧ろ全裸にルーズソックス姿のエッチな彩乃ななを見る事が出来る。ソファの上で大股開きしたりして、兎に角ヘア部分とお尻の接写が多い。此処迄大胆なセクシーショットを繰り出すぐらいなら、いっそ修正無しを見てみたくなってしまうのが、人情である。
部屋着のようなラフな格好の彩乃ななもまた可愛い。全体的に白い部屋の中で、淡い黄色のTシャツがとても目立っている。そして、この写真集の山場の1つと言ってもいいくらいに、悩殺必死な写真が繰り出されるのである。
早々に白い靴下だけを残して、生まれたままの姿になる彩乃なな。それだけでなく、先程迄の可愛らしい表情は減り寧ろ、此方を惑わそうとする艶めかしい色っぽい表情が増えてくるのである。加えて投入されるのは、彩文館出版の写真集で御馴染みのアイテムであるガラス棒。それを咥えたり舐めたり、はたまたアソコの挿入しているような、卑猥な彩乃ななの写真がこれでもかと詰め込まれている。そこに写っている彼女の表情は兎に角妖絶で、我々はまさに蛇の生殺し状態である。
彩乃ななの衣装チェンジは止まらない。例えば、彼女は白いドレスを着ていて、まるで何処かの国のお姫様のようである。しかし、次の頁に写る彼女が身に着けていた水色の下着は、どちらもカップと股当ての無い、意味のなさないものである。気品あるイメージのお姫様とは程遠い、エッチな装いである。また、風呂場に居る彼女の身体には、面積が少なく水に弱い材質の布が張り付いている。
今迄の幼くロリロリしさとは打って変わり、化粧を変え黒や紫の装いにして、大人の雰囲気が強くなっている。何処か気怠そうで未亡人のような雰囲気を出していて、これはこれでアリである。黒のショーツが思いっきりアソコに喰い込んでいる様を横から写している写真は禁じ手に近いエロさである。
其処から更に一歩踏み込み、彩乃ななが魅せるのは洋館で飼われている牲奴隷のような怪しい姿。鎖の付いた首輪や手錠で繋がれ、股間にもボールが3つ並んだ拘束具があてがわれていて、酷く淫らである。そんな恰好でも、彩乃ななはこちらを惑わすような媚びているような妖しい顔を向けてくる。気を付けなければ、寧ろ我々が飼われてしまうような危険な魅力を、彩乃ななは魅せつけているのである。
風情のある日本家屋の中で、水色の浴衣を着て可愛らしい雰囲気を醸し出している彩乃なな。そんな彼女と一室で、愉しい遊びが繰り広げられるのである。徐々にはだける浴衣の下にはなんと、ふんどし姿である。ふんどしからちらっと見える陰毛がとてもエッチである。そして次の頁にて現れるは脱いだ浴衣の上で、色とりどりの野菜で女体盛りしている彩乃ななである。そんな状態で彼女はキュウリを口に含んで、実に淫猥な表情を魅せているのである。
ピンクのメイド服に身を包んだ彩乃なな、まるで何処かのおとぎの国の住人のようである。口元に人差し指を当てて、そっとスカートをめくると見える女の部分。読者だけが見る事を許される、ワンダーランドが其処にあるのである。そして靴下と頭にカチューシャだけを身に着けた彼女が、テーブルの上で頬杖をついて微笑みかけている写真が素晴らしい。
砂原広がる海で楽しげにはしゃいでいたり、森に設置されたブランコに全裸で乗っていたりと、最後迄楽しめる構成になっている。彩乃ななの色々な表情が楽しめたり、肉付きの良い素晴らしいプロポーションを堪能出来、非常に充実している。彩乃ななの訓練された信者は勿論、エロい写真集を求めている人にも満足出来る一冊であると、筆者は胸をはって推薦したい。