Twitterを始めて3年目を迎える時に思う事。

正確な日付は覚えていないが、Twitterを始めたのは2016年11月の最中だったような気がしている。それから2年が経ち、3年目を迎えようとしている今、思う事を綴ろうと思う。

始めた頃と今を比べて顕著な事はやはり、Twitterを使う目的が変わった事である。前は公式垢を見たり、共通の趣味を持つ人と交流するような使い方をしていた。

筆者がTwitterを始めた動機は、エロゲの感想を共有したいからという極めてシンプルな理由である。

プニキとTwitter。 – プニキの今こそエロゲやろうぜ!!!より引用

今は、このブログを宣伝するのをメインとしている感じである。Twitterを使う目的が変遷した事で自分とTwitterの距離感が丁度良くなった、というのが筆者にとてもプラスに作用している気がしている。

以前にも述べたかもしれないが、筆者はある時期からTwitterを使う事が苦痛になっていた。その原因の1つが、Twitter上で人とやり取りをする事を意識し過ぎて、その世界に悪い意味でハマってしまった事である。

Twitterを始めた理由を思い出そうとして、さらに今までの自分の使い方を振り返ってみると、当初の目的と大幅にずれている使い方をしている自分に気付いたのである。毎日、フォロワーの誰かとリプなりDMなりで会話をする事に集中してしまっている自分がそこに居たのである。もう、エロゲの感想を共有するとか最初の目的は何処かに追いやってしまっていた。しかも最初ほどTwitter上で誰かと会話をする事にさえ、楽しさを感じる事が出来なくなってしまっていた。

プニキとTwitter。 – プニキの今こそエロゲやろうぜ!!!より引用

あの時は確かに色んな人とくだらない冗談の応酬をしたりするのが、楽しいと思っていた。しかし、所詮その楽しさはある意味、仮初というか幻のようなものだったと、今は思っている。何故なら、そのやり取りをどれだけ積み重ねても結局はすぐ崩れてしまう、砂上の楼閣のような脆い代物だからである。

偶に、今迄どんな人とやり取りしていたか、ふと思い出す事がある。でも、その殆どとは、現在全くやり取りが無いし、中には無視されたりブロックされたりして疎遠になった垢もある。また、この記事を書く前に久しぶりに、自分の過去のツイートや人とのやり取りを見てみた。既にやり取りした事すら忘れてしまっていた会話や、まだ仲が悪くなる前にしていた頃の一連のそれらが、筆者の目の前に再び現れた。「懐かしい」「面白かったな」と思う気持ちもあったが、一番強く思ったのは「虚しさ」である。どれだけやり取りを積み重ねても、それは所詮Twitterの中だけの産物であり、それ以上のものになる事は無い。最早、少なくとも筆者にとっては過去の残骸でしかなかった。

今迄このブログの中で、Twitterに関する不満を散々ぶちまけてきた。ただ、今となってはそれらはもうどうでもいいと思っている。別に今更不満の種となった彼等にどうこう言うつもりはないし、互いに関わらなければ何も起こらないからである。

こうして今、Twitterの使い方を発信メインにするようになった事で以前感じていた苦痛は減っていった。人とのやり取りは極端に減ったが、自分の心の健康には代えられない。かつて、毎日誰かとリプを何十と重ねていた頃の情熱はもう残っていない。今でもやろうと思えば、誰かと軽く会話や挨拶をする事くらいはさすがに出来る。しかし根本的に、顔の見えない誰かと本当の意味で仲良くなんかなれやしないという事に、体感的に気付いてしまった今の筆者には、当時のような熱量はもう残っていないのである。

多分、筆者のこの気持ちがよく分からない人もきっと居る筈である。それならそれでも構わない。そういう人達は恐らく、SNSと上手く付き合っている人達である。筆者は残念ながらそういう人種では無かった、それだけの話である。ついでに言うと、Twitterに関する記事は当分書かないつもりである。これまでの記事も含めて筆者が言いたい事は、大体言い尽くしたしこれ以上言及する事も無さそうだからである。

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