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一晩で「青の祓魔師 島根啓明結社篇」を見終わってしまった。ここ数年は原作も碌に追ってなかったし、アニメの新シリーズが始まっていたのを遅れて知りながら見る事なく後回しにしていた。だが、つい最近「雪ノ果篇、終夜篇」が放送されているのを知って、なんとなく第1話を見たらもう止まらなくなった。
青の祓魔師第1シーズンの放送年を調べてみたら、2011年と分かった。なるほど、筆者も年を取る訳である。確かにリアルタイムで観ていた時、筆者は高校生だった。主題歌がUVERworldだったのもあって、原作を知らなくても一応観てみようと思い、それなりにハマった。当時付き合いのあった友人からコミックスを借りて、途中から原作とアニメで展開が大きく分岐する事に驚いたのも記憶に残っている。
そして気付いたのはとうとう筆者も実年齢が、未完結のフィクションに出てくる登場人物のそれを超え始めるという経験を重ね始めるステージに入った事である。まあ、青の祓魔師のように間隔を空けてアニメが作られる作品もそう多くはないと思うが、これから同じことを何度も経験するのだろう。
作品の詳しい感想をここで詳しく書くつもりはないが、懐かしいという気持ちとやはり面白いなという気持ちが沸き上がった。「島根啓明結社篇」に限った話ではないが、もう大分細かいストーリー展開を忘れているので、アニメを見ながらなんとなく先の見える部分とそうでない部分が自分の中で混在していた。
更に本編における登場人物達の悩みが、今では彼等より二回りも年を取っている自分に今更ながら刺さってきた。本編での彼等が今でも戦っているように、筆者も未だに悩みや不安を抱えつつ、それでも生きて戦っている・・・と思っている。悩みや不安そのものが完全に無くなりはしないだろうが、諦観にまみれるほど落ちぶれてもいないと、昔よりは自信を持っている。
実は「雪ノ果篇、終夜篇」も現時点で配信されている話は全て観てしまった。次の「終夜篇」第9話放映まで時間があるので、手元にある原作を今一度読み返している最中である。今は貯金を頑張っているのですぐにとはいかないが、まだ買っていないバックナンバーをいずれは手にしたい。
このブログで「青の祓魔師」を再び扱うかは分からない。久しぶりにブログを更新出来そうだが、もうこれっきりになるかもしれない。2025年になってもブログに関する話題は暗い傾向が続いている。筆者自身もブログに関してはどうすればいいのか、明確に答えを出せていないのが現状である。
2025年2月27日0時42分