白井舞 VS TOYro!?「Se mondo」&「Wenn welt」聴いてみた!!!

2020年3月1日にLosstime Lifeからリリースされた「Se mondo」と「Wenn welt」、それぞれの感想を書いていく。筆者はBoothでの購入にあたり、前述した2枚のアルバムと22ndシングル「First Lighter」のセットを選んだ。「First Lighter」についての詳細は、以下のリンクから参照して頂きたい。

今回購入した楽曲群は、全てDLカード方式が採用されている。その為に3枚のカードは上の画像の通り、黒い封筒に収められて筆者の元に届いた。今ではあまり見ないシーリングスタンプ及びワックスによる、言わば封蝋スタイルが使われている。スタンプの刻印もLosstime Life公式エンブレムであり、開封する時にその部分は触らずに開封した。

「Se mondo」には白井舞のサイン、「First Lighter」には龍崎一のがそれぞれ直筆で入っていた。発売から既に半年以上経っているので、サイン入りが欲しい人は早めの購入をお勧めする。

□先着20名様限定!! 『Se mondo』&『Wenn welt』&『First Lighter』3作同時購入で 龍崎一&白井舞の直筆サイン付き!

※サインは龍崎はFirst Lighterに、白井はSe mondoの裏面空きスペースに記入します。
※封筒に入る分は、セットでも一枚の封筒に封入となります。
※前作「First Lighter」と同時に購入いただいた場合でも、一枚の封筒に封入となります。

『Se mondo』&『Wenn welt』-Booth Losstime Lifeショップより引用

わざわざDLカードを使い楽曲を購入するのが手間だと思う一方で、今回のように手の込んだ発送をされるとやっぱり嬉しくなってしまうのも、正直な所である。とは言え、やっぱり筆者がDLカードでの購入を勧めるにはもう1つ大きな理由がある。

これらの楽曲は勿論大手の音楽配信サイトでも購入出来るのだが、DLカードの場合は任意で楽曲形式を選べるというメリットがある。筆者の場合、MP3のような非可逆圧縮ファイルよりもFLACのように、より高音質を楽しめやすい可逆圧縮ファイルが欲しい人には、是非DLカードでの購入を勧めたいと思う。

「Se mondo」と「Wenn welt」は、これまでリリースされたLosstime Lifeのオリジナルアルバムとは、大きく異なるコンセプトを取っている。Losstime Lifeのボーカルである白井舞とTOYroが、互いの担当曲からセレクトした数曲を歌い直すという、セルフカバーアルバムの構成になっている。

Se mondo
総収録時間は[25:29]である。

  1. 八雲 [05:08]
  2. カルモ街の分かれ道 [04:49]
  3. Blue star [04:30]
    アルバムバージョンの方を元にカバーされている。
  4. リリカルステードレイト [02:59]
    メロディはシングルバージョンを下敷きにしているが、歌詞に関してはシングルとアルバムのいずれとも異なる加筆修正がされている。
  5. 流星コネクト [03:57]
  6. タイフーンパレード [04:03]

Wenn welt
総収録時間は[27:41]である。

  1. 不老不死 [04:18]
  2. Adult→children [03:36]
  3. 上演二十四時間 [04:10]
  4. Me;there~ [06:30]
  5. 言花-コトハナ- [05:15]
  6. 愛の歌 [03:49]

どちらのアルバムの収録曲も、それぞれのボーカリストとしての個性が如実に出ている曲達がラインナップされている。「不老不死」と「八雲」はLosstime Lifeのツートップにふさわしい代表曲であり、セルフカバーアルバムの1曲目としては相応しいと言える。

個人的には白井舞に関しては、「リリカルステードレイト」と「タイフーンパレード」が特に印象に残っている。「リリカルステードレイト」の歌詞が再び加筆修正されるとは思わなかったので、シングルとアルバムのものも含めて、より聴き比べを楽しめると思っている。「タイフーンパレード」は原曲のキャッチ―さを尊重しつつも、彼女自身のパワフルな歌い方と両立出来ていて良い仕上がりになっている。

TOYroによる「Adult→children」は、原曲に全く引けを取らないものになっている。歌詞の内容を考慮すると、寧ろTOYroの方がより適しているのではないかと思わされる程の良いカバー曲である。また、後半の3曲はバラードの傾向が強く、ある意味で誤魔化しの効かない純粋な歌唱力が必要であると考えている。それらはTOYroの歌声によって新たに表現されていて、彼女の底知れぬボーカリストとしてのポテンシャルを露わにしている。

今回のアルバムは純粋な作品というよりは、互いの持ち歌を交換したらどうなるかという「遊び」や「実験」の意味合いが込められている。今回のアルバムによって、彼女達の持ち味が改めて示されたと思う。力強さと格好良さで聴く者の兎に角引き寄せる圧倒的なパワーを持つ白井舞、そして手数の多さを活かした多面的な歌声で色々な楽曲の良さを引き出すTOYro、Losstime Lifeの音楽はそんな唯一無二のボーカル達によって支えられているのである。

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