筆者はこれまで度々、Twitter上におけるエロゲーマーの民度について記事にしてきた。今回この記事を書いたのは次のような些細な会話がきっかけだった。
某日の夜、筆者は友人と雑談を交わしていた。話の内容はTwitterに関する事であり、彼からTwitterでのやり取りに関する疑問を受けたので、筆者はそれに答えた。質問は極些細なものだったが、よくよく考えてみるとTwitterにはよく分からないルールというか風潮が今だに存在していることを改めて思い知らされた。その1つがリプの扱いについてである。
ここで少し昔話をする事をどうか容赦して貰いたい。筆者がTwitterを始めてやっと半年を過ぎた頃の話である。
その頃、筆者は今よりも色んなフォロワーと交流していて、リプやDMのやり取りを頻繫にしていた。しかし、丁度私生活が忙しくなる時期を迎えていてTwitterをやる時間が殆ど無くなっていた。だからTwitterを使う事を辞める期間を設けて、それまで来ていたリプやDMを敢えて遮断していたのである。それから暫くして漸く自由になる時間を確保する事が出来るようになり、久しぶりにTwitterを使用したのである。すると、ある特定の垢からブロックされている事に気付いたのである。筆者は何故ブロックされたのか分からなく、しょうがないのでその垢のツイートを閲覧した。そして、その理由が分かったのである。要するにその垢は筆者がその垢からのリプに返信しなかったことに腹を立ててブロックしたのである。丁度筆者がTwitterを使用する事を一時中断していた時期を重なっていた。
しかし、筆者にはその垢が腹を立てる理由がよく分からなかった。何故ならリプに返事をする義務はないし、少し返事が滞った位で怒る必要があったのか甚だ疑問である。我々には日々の生活があり、時にはTwitterを開く暇も無いほど忙しい時だってある筈である。もし返信する義務があるならば、Twitterを使う有名人は大層大変な思いをしてしまうだろう。その垢以外にも筆者が返信するのを先送りにしていたリプがいくつかあったが、彼らは特に目くじらを立てる事はなかった。それどころか筆者がすぐ返信しなかった事情を察してくれる親切な垢もあった。ブロックしたのはその垢、ただ1つだけである。しかも、その垢は「自分のリプだけを無視している」というような、ある意味自分本位なツイートまでしていた事が筆者の記憶に今もまざまざと残っている。Twitter上でやりとりする相手も私生活のある人間である以上、返信が来ないからといってすぐ無視されているなどと被害妄想のような思考に陥るのは良くないということを、筆者はその垢から教わる事が出来た。そういう意味ではその垢に感謝しなければならないのかもしれない。
友人との雑談を終えた後、筆者は偶然彼のツイートを見つけた。
こいつそんなことしてたんか…
ロロログのエウのアイコンだった頃からブロックしてたからプーさん化したあとの奇行をよく知らんのよね🙄
— とーるぱるふぇ@ Numero uno 待機中 (@geji_sister_223) March 27, 2018
筆者からすると、自分のリプに早く返信しないやつにはブロックをする、というようなエゴイズム溢れる彼のTwitter上での振舞いの方が余程「奇行」であると思わずにはいられない。