プニキがエロゲを遊ぶ理由

 エロゲを買い始めて2年経とうとしているが、いまだに自分がエロゲを買って遊んでいる理由がよく分からないのである。少なくとも簡単に一言で片付ける事が出来ない。「理由なんて人それぞれ」と言ってしまうと話が終わってしまい味気ないので少し考えてみた。
 まず、エロゲをオカズ目的に使うなんて事は一見ありがちなようだが個人的には全く当てはまらない。それ自体を目的とするなら他に利便性の遥かに高い方法や道具がいくらでもあるからである。Hシーンが入っている個別ルートに入るまでにもそれなりに時間がかかるし、しかもそれらが常に自分の嗜好とピンポイントで一致する事の方が少ないだろう。もっと言うとその攻略する登場人物がその人の嗜好にハマるのか、其処から見定めなければいけないのである。実を言うと筆者自身はHシーンの場面は淡泊に読んでいる。流し読み迄はいかなくても、通常のシーンほどじっくり読んでいない。こう書くと「Hシーンに興味が無いならエロゲよりもギャルゲーとかやれよ」と思われる可能性があるかもしれない。しかし、ギャルゲーやエロゲの全年齢版に手を出す気にはならない。知らない人の方が少なそうなKey作品にも食指が動かないし、それらを今のエロゲの枠にいれる事に違和感を感じている。ここら辺の部分はまた改めて個別に記事として書きたいと思っている。
 後で知ったことだが、世の中にはエロゲの登場人物を全員攻略せずにお気に入りのキャラのルートだけクリアする人間が意外と多いらしい。また、特定のキャラを嫁や性愛対象として関連グッズにお金をつぎ込む人間もやはり多いらしい。筆者自身は特定のキャラに愛着を特に持った事はないし、恐らくこれからもないだろう。寧ろ選ぶことに否定的である。何故なら所詮エロゲはゲームであり現実ではないのだから其処に「生涯愛する者をたった一人選ばなければならない」というような現実の在り様を持ち込むことに可笑しさを感じてしまうからである。ただ、愛着を持たないからといって全く興味が無いという事でもない。筆者は特定の1人を選ぶより全員の個性を楽しみたいのである。敢えて「選ばない」ことを筆者は選んでいるつもりである。
 ストーリーは・・・・・まだ手持ちのもので3本目までしかプレイしていないので、この部分に関してはまだ結論を出すつもりはない。ただ殆ど学園が舞台になっているような気がしている。筆者のイメージではエロゲのストーリーはラノベのそれに近いような感じがしている。あまり重すぎず取っつきやすくそして可愛くて魅力的な女の子が頻繁に登場する。ただ、筆者はラノベも読んだことはない。いくつかアニメ化もした作品も読んでみようかと思った事もあったが、結局手を出していない。そういえばラノベの挿絵を描いている絵師には、意外とエロゲの原画を担当しているイラストレーターも多いということを筆者は後に知った。
 思い返すと筆者がエロゲをちゃんと知るようになったのは、ネットでエロ画像を漁っていた時がきっかけかもしれない。ある時保存した画像のいくつかは明らかに同一の作者っぽく、タグ付けされていたから見てみると確かに同じ人間が描いているものだった。その作者の名前が御敷仁であり、筆者がクロシェットを知るようになる足掛かりになった。それからエロ画像にはエロゲのHシーンをスクショしたタイプが割と多いことも気付くようになった。さらにYouTubeでは様々なエロゲの体験版を実況する動画がある事を知りそれらを片っ端から見た。その過程でゆずソフトやPurplesoftwareなどを知り、ホームページを隈なく閲覧した。体験版をやってみれば良かったのだが、この頃はまだAndroidタブレットしか持っていなかったのでとても不便な思いをしたのをまざまざと記憶している。そうすると段々本格的にエロゲをやってみたいという気持ちが自分の中に生まれ始めていた。動画を見ていると続きが気になってきて、寧ろ動画で済ませる事に苦痛を感じ動画を見るのを辞めてしまった。そして今度はまどそふとの3作目、ワガママハイスペックの体験版がAndroidでもプレイ出来る事を知りダウンロードして最後迄楽しんでしまった。もう歯止めが効かなくなってしまっていたに違いない。
 実際にプレイする事でエロゲに対する壁のようなものは殆ど消えてしまっていた。それからアマツツミを買い、Surface Proを買い遊び始める迄約1年という時間を費やしてしまったのは残念ではある。しかしその分インストールして起動した時の喜びは格別なものだった。ただ、いい事ばかりでもなかった。今でもエロゲを持っている事に一種の後ろめたさのようなものを持ってはいる。実際身内に持っていることをバレてしまったら・・・という事を考えてしまうのである。
 それでもエロゲで遊んでいるのは、少なくとも自分の中で「楽しい」という感情があるからなのだろう。今はそれだけで充分な根拠になればいいと願わずにはいられない。

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